童話の中のルビー

オスカーワイルドの「幸福の王子」を知っていますか?

幸福の王子は金箔で覆われ、宝石で彩られたとても美しい銅像でした。しかし、王子の目に映る世界は貧困と不幸に満ちているのです。旅してきたツバメが足元で一休みしたときにいうのです。「ボクの宝石をわけてあげて」。王子の腰の剣の柄につけられたルビー。サファイアの美しい瞳。そして金箔の皮膚。宝石や金をもらった貧しい人達は幸せになれますが、すべてあげてしまってただの鉛の塊になった王子は捨てられ、王子のお手伝いで南に旅立てなかったツバメも冬の寒さのせいで死んでしまう…というお話。

美しく悲しいお話なのですが、この中で、ルビーとサファイア二つの鋼玉が大切な役目を果たしていますね。美しい宝石が物語の美しさをひきたてているのではないでしょうか。他にもたくさんの石が登場します。

悲しい物語には美しい宝石が似合います。なんつって。 しかし、あれですよね。よく盗まれなかったですね、銅像。