ルビーはコランダム(鋼玉)の変種で、赤色のものをいいます。ルビーの語源はラテン語の「rubeus」で「赤」という意味の言葉です。和名は「紅玉」と呼ばれます。。 ルビーの赤色はクロムが原因で発色します。このクロムの含有率は非常に重要で、1%を超えるとエメリーと呼ばれる工業用の研磨材となり、0.1%未満だとルビーには分類されずにピンクサファイアと呼ばれます。ちなみに赤色以外の鋼玉はすべてサファイアになります。透明度は低いものから高いものまでマチマチで、当然ですが、透明度が高くインクルージョンが少ないものが価値が高くなります。
ルビーの中には、スター効果やキャッツアイ効果を持つものがあります。これは、ルビーの中に含まれたインクルージョンの内容と配置によって、星のような、目のような、輝きを放つものをいいます。ルビーは高価な宝石ですが、こういった効果を持っているものは更に貴重です。
古代の王侯貴族たちは、ルビーをこよなく愛しました。ギリシャ神話では、軍神マルスが宿る、幸運をもたらす石だとされています。